コロナが我が家へ
望まれないお客様
1月の中頃、お正月休み明け、息子くんたちの2学期が始まって1週間、息子Pが体が少しだるいといった。毎日、登校前に基礎体温をチェックしていたが、「やばいっ」と思った。
すぐに病院へ連れて行きPCR検査をしてもらった。次の日、陰性ならメールで知らされるし、陽性であれば電話がかかってくる。
Pは検査してもらった日から部屋にお隠れ。トイレに行く以外は一歩も部屋から出ていない。
12時過ぎ、電話がかかってきた。陽性だった。晴天の霹靂とはまさにこのことだった。
パパさんはPがコロナなんてありえない。学校と家の往復だけなのに!
翌日、残りの家族三人もPCR検査を受けた。その夜からパパさんに症状が現れだした。
息子Pが陽性の時点で家族全員、別居生活。私がそれぞれの部屋へ食事を運ぶお女中さんに変〜身。
やっぱり私だけが大変。パパさんゲーム部屋にお籠り。偶然にも処分しようと思っていたベッドがあったから。
翌日、案の定、パパさん陽性。3週間ほどコロナさんに悩まされていました。
頭でっかち組*1は陰性。
しかし、念のため 10日間の自宅待機。息子Pは部屋でゲーム三昧。ちょうどお友達もコロナ感染のため自宅療養。(このお友達と息子P、直接 接触なし。)彼らはとても楽しい14日間を過ごしていました。
息子Gは受験生のためオンライン授業(悪条件)で毎日お勉強。
パパさんは最初の10日間ほどはひどいインフルエンザの症状でした。
私はというと、外出できない、誰も家に来られないということで、食料は配達してもらいました。ネットオーダーした時 間違えたのでしょう、6kgの不味そうなりんごと、30個近くのキウイが届けられた時はどうしたもんかな〜と思ってしましました。
あまりにも不味そうなりんご、(本当に美味しくなかった)暇つぶしにりんごジュースを作りました。りんごを擦って絞るだけかと思ったら、その後にゆっくり火を通します。このジュースがメチャクチャ美味しくできました。でも面倒臭いので再び作ることはないでしょう。
2週間近くどこにも行けない。想像以上に大変でした。マンションではなく、一応戸建ての家なので中庭に出たり、鉢植えの世話をしたり。その間も、もしかしたら私も感染しているのではないかと不安な毎日を過ごしました。PCR検査が陰性でも、100%確実ではないから。
FUさん、大好きなパパさんと一緒に居られないのが理解できず、パパさんの部屋の廊下で過ごす生活、仕方なく夜は私と一緒に寝ていました。
幸い、感染することもなく、パパさん息子Pに不自由させることなく薄情な私にしては例のないほどの手厚い看病をしてあげることができました。彼らも本当に驚いていました。
私自身、やればできるじゃん!
感染その後
我が家の小顔組*2
息子P、自宅療養中もほとんど症状は無く、普通の生活に戻って行きましたが、パパさんは自宅療養後、確認のため再検査で陰性。それから2〜3週間ほどはどこか呼吸しづらい、疲れやすいと老人のようなことを言っていました。現在は完治し、ホッとしています。
普段から出来る限り外出を避け、予防していても私たちのように感染ルートがわからずにコロナに感染してしまう方が多いでしょう。早く安全な予防策が見つかることを願うばかりです。
スペインでは現在、人口の10%ほどにワクチン接種が行われています。