にしのかぞく

あきっぽい専業主婦のひとりごと

スペインの夏の過ごし方

セカンドハウスは海の近く

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多分、スペイン人の半分以上は夏休みを海の近くで過ごすでしょう。多くの人は海辺にマンションを持っていたりします。 又は、二週間とか一ヶ月単位で海辺の家を借りたりします。

私の住んでいる町は海まで車で10分程ですが、この町の住人でも海辺のマンションを持っている人がたくさんいます。

子供たちが夏休みになると(6月の20日前後から9月の10日位まで)一気に海辺の町は賑わいます。 みんな朝早くから夜遅くまでとっても活動的です。

特に子供たちは夜遅くまで(12時頃)広場や道路で遊んでいます。大人も夜の散歩を楽しみます。

例えば、朝10時前後に起き、ゆっくり朝食を取ってから、昼食の用意をして、海辺へ行きます。午後2時頃まで、それからマンションに帰る途中で、Barで一杯アペリティボを飲んで、(又は軽い昼食をとってしまう人も)そこから家に帰り、昼食、シエスタ、夕方、5時か6時頃から再び海辺へ。 9時前に家に戻り、夕食、身なりを整えて、夜の散歩&アイスクリーム屋さんへ(夜中の1時頃まで開いてます)又はPubへ。 コレを毎日繰り返します。

子供たちは親と一緒にいたり、それとも夏休み中に仲良くなった子供たちと夜遅くまで遊んでいたりします。

この時期の海岸近くの道はすごい人です。屋台もたくさん出たりして夏独特の雰囲気です。

 

 

祖父母と過ごす夏休み

15歳になる次男P、一週間前からおじいちゃん達と海辺のマンションへ行ってしまいました。彼曰く、「夏休みが終わるまで帰ってこない」そうです。

去年も同じことを言っていましたが、結局、一晩も泊まりませんでした。

しかし、今年は私達親のことなど思い出すこともなくとても楽しんでいるようです。

一般的なスペインの子供の夏休みを満喫しているようです。

 

P君、思春期というか反抗期というか本当にどうやって扱ったらいいか困っています。

朝起きてから寝るまでず〜っと機嫌が悪い人です。(私に対して)

だから、お互いに少し距離を置くために今回、Pがおじいちゃん達のところへ行ったのはいい機会だと思っています。

さすがにP君、おじいちゃん達には私に対するような態度は取らないだろうと願っています。

 

ということで、我が家はとても平和です。長男Gは手がかからないし、Pがいないとなれば

「いつも僕ばっかり、Pは何もしない」といういつものフレーズも出てきません。

愛犬Fuさんも天敵Pがいないので安心して暮らしています。Pの愛情表現は屈折しているので、Fuさんには嫌がらせとしか思えないからです。

 

これでいいのだろうか?

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この平和な暮らしが一週間。

「本当に、これでいいの?」

Pがおじいちゃん達のところへ行ってしまって、始めは

 

「こんなに早く、親離れしてしまった。」

「友達最優先、親は援助するためだけ」

 

少し、落ち込みました。 

三日ぶりにあった時も別に普通で、ちょっと寂しかったです。

この子にとって私は? 

ママっ子になって欲しいなんて一度も思ったことはないですが、こんなにサッパリしているのも少し寂しいです。 

しかし、私もあまり愛情表現が豊かな方ではないのでコレも親ゆずり。仕方がない。

 

パパさんにこんな事を話すと、くだらない事を考えない‼ と言います。

 

そう考える一方で、こんな私もいます。

Pがいなくてホッとしている自分。 言い争いのない穏やかな毎日。

本当にのんびりしています。

 

 

こんなのおかしい!

Pは私の息子、居ないほうが平和なんて思う自分は

間違っている

 

こんな事をここで書いてることさえ恥ずかしいです。 でも、正直な気持ちです。

この機会にじっくりこれからどうやって息子たちと接していくかを考えたいと思っています。