にしのかぞく

あきっぽい専業主婦のひとりごと

雨の日に食べるものは

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

私の住んでいるところは冬に雨がよく降ります。だから今の季節はほとんど雨が降らず、一週間ほど前から夏のような天気です。下の息子Pはもう何度か海水浴もし、マリンスポーツをしに毎週末お友達と一緒に海へ出かけています。 

 

お休み日

私の雨の日の過ごし方は、お掃除をしないことです。私が住んでいるスペインは日本の家と違い、家中、土足OKです。ということは、雨の日は幾ら入り口で靴裏を乾かしても、床が汚れるので床掃除などしてもすぐ汚れてしまうことから、雨の日はお掃除お休み日にしています。
その代わり、雨の次の日は大掃除。

雨降りの次の日って空気が綺麗な感じがしますよね。
だから,よ〜し、綺麗にするぞっ!と意気込みだけは一人前に出てきます。

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雨降りの前日

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私が窓ガラスを掃除すると必ず雨が降ります。一応、天気予報を見てから窓拭きをするかどうか決めるのですが、天気予報のお兄さんよく外します。

車を洗うと次の日、雨っていうのがよくありますよね。私の場合は窓拭きです。

 

「アチャ〜、またやっちゃったよ〜」の繰り返しです。

 

 

綺麗だった窓が雨に濡れるのを見ながら、美味しいお茶を飲み
また、窓拭きしなくっちゃっと思いながら雨の日を過ごします。涙

 

 

雨に不慣れな住人

雨があまり降らない地域なので、町の人たちも雨に慣れていなくて(?)あまり出歩きません。
傘の使い方も下手です。

日本の方は傘が体の一部のように使いこなすと思います。
私の町の人々は傘を持ちながらだと歩道をすれ違うのも大変。ぶつかっちゃうことよくあります。

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雨が降った日はミガス(migas)

雨が降るとその日のお昼はミガスという家庭が多いです。ミガスとは硬くなったパン、またはセモリナ粉で作られた食べ物です。詳しくはこちら

ja.wikipedia.org

 

硬くなったパンを小さく切って水で湿らせ、オリーブオイルを少々、フライパンでパンセータ、にんにくを炒め、そのフライパンに湿ったパンくず、塩をお好みで入れ、20〜30分ほど腕力の続く限り、まぜながら炒めます。

セモリナ粉で作る場合は1カップのセモリナ粉と1カップの水。

フライパンでパンの時と同様にパンセータとにんにくをオリーブオイルで炒めセモリナ粉、水を順に入れて、クスクスのようになるまでこちらも腕力の続く限り、混ぜながら炒めて出来上がり。お塩をお好みで入れながら。

 

このミガスと一緒に食べるものはピーマンのオリーブ焼き、炙ったチョリソー、魚の揚げたもの特に小イワシ。これにメロンなどを添えます。

 

私の住んでいる町のお年寄りは雨の日にミガスを食べている人がほとんどです。

 

このセモリナ粉のミガスはレンジでも簡単にできます。上に書いた分量にオリーブオイルを入れかき混ぜ、何度かチンしながら

かき混ぜ、チン、かき混ぜ、チン、を繰り返して簡単、美味しいミガスができます。

 

 そして雨が止むと・・・・

 

なぜか年配の方々(?) 道路脇、スーパーの袋を持って何かを拾っている??
それは何かと言いますと、

      カタツムリを拾っているのです。

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そうです。おフランスでもエスカルゴと言われ食されているあのでんでん虫さん、

スペインでもカラコールという名で食されています。

お義母さん宅でも何度か大きなお鍋の中を這い回っている(泥を履かせるため)

このカラコーレスさんに出会いました。

 

美味しいかどうか?って 知りません。でんでん虫さん食べなくても他に食べ物があるうちはできれば食べずにいたいです。(過去、フランスで食べた経験が一度だけありますが、特にあえて食べる必要はないと感じました。)

 

雨の日の過ごし方、こんなところでしょうか。