朝の散歩
ヌーディストビーチ
9月の最終週、週中。 一度、行ってみたいと思っていたビーチにFuさんとお散歩。たくさんの階段を降りていかなければいけないと聞いていたので、良い運動にもなる。
私の住んでいる町の近くには小さな浜辺がたくさんあります。そして、小さくて、行きにくいところほど、ヌーディストビーチになっています。 そういうところは、決まってとても美しい浜辺です。
いつものようにFuさんとお散歩に出かけようと準備をしているとき、
「そうだ、たまには変わった場所に散歩へ行こう」と思い立ち、最初に頭に浮かんだのがこのビーチ。 車で15分ほど。
「お~ッ‼、誰もいない。」
「最高‼」
と思いながら、写真を撮っていました。 しかし、もう少し階段を降りていくと、
海水浴をしている男性が...。
それも、全裸。
忘れてた、 ここはヌーディストビーチだった。 両極端に全裸の方々が。
ヌーディストビーチを通り過ぎたことは何度でもあります。 スペインではよく見かける風景ですが、やっぱり居心地が悪いです。
Fuさんを見ながら 「君はすでにヌードだからいいね」 なんて思ってしまいました。
ふと「まぁ〜、天気も良いし、人もあまりいないから、郷にいれば郷に従えという言葉もあるくらいだから、ここは脱いじゃいますか?」
なんて一瞬、思いましたが、「そんな事ねぇ〜」
Fuさんとちょっとだけ浜辺を歩いて、さっさと帰ってきました。
日本では公認のヌーディストビーチはないようですが、スペインはたくさんあると思います。
年齢も様々、カップルも家族連れも皆んなヌード。
透明なきれいな水。波一つない穏やかな海の朝でした。
最近読んだ本
正反対のようで実は似ている二冊?
今年の目標の一つとして奇跡的につづいていること、毎月、最低一冊は本を読むということです。日本語の本を探すときはamazonで本屋大賞部門から検索します。
今回ヒットしたのはコチラの二冊。
二冊ともに短編集で人生について書かれています。
「どうしても生きてる」 六篇から構成されています。少し暗めでネガティブな時に読むと結構、辛いとレビューで書かれていました。 他人には語ることのできない誰もが多かれ少なかれ持っている奥深い、暗い部分を読んでいくと、本当に、気持ちが滅入ることもありましたが、読み終えた時は、オモ〜い気分半分、でも皆んなどうにか乗り越えているんだと少し前向きになる気分も半分。
「お探しものは図書室まで」は、五篇から構成され、登場人物の年齢層が上手く配分されていて、思い出させてくれることがあったり、 そうだ! 諦めちゃいけない。って、元気が出てくる話が集められています。
わたし、こうやって物語などを要約して話すのがとてもとても下手ですが、あえて今回は幼稚な感想文のようでも書いてみました。
「苦手だからやらない」ではなく、「苦手でもやってみよう」という気持ちが大事なんだと思う48歳です。(?)
余談ですが、
読活と同時に始めた朝活、腹活も続いています。腹筋は思うようには割れてくれませんが...。
ヨガや筋トレを続けたことで、気が付いたら、片手で腕立て伏せが数回ですが出来るようになりました。
ちょっとマッチョなオバさんブルーハ48歳。これからも頑張ります。
通常な生活にやっと戻る
スペインの新学期
長〜い夏休みがやっと終わりました。丸々3ヶ月の夏休み。 十分に夏を満喫したことでしょう。 あまりにも長すぎて、まともな日常生活に戻るのが辛い子供達です。
私の住んでいる地域では小学生は先週の金曜日から、中学生は今日、9月15日から新学年が始まりました。 次男P15歳は12時30分に登校となっていました。 日本ではありえない登校時間。
スペインあるあるです。終了時間はいつも通り14時30分。 そりゃぁ、生徒たちも学校へ行く気になれないのもわかります。
新学期、最初の日は登校時間が遅いので、中学生たちは登校する前に友達どうしでカフェテリアで待ち合わせ、朝食を取り、登校することがよくあります。
日本の学校のように入学式も無ければ、始業式もありません。
なんとなく新学期が始まって、なんとなく終了します。
日本で育った私には、なんか物足りない気もしますが、これもそれぞれお国の習慣の違い。
受け入れるしかどうしようもありません。
夏休み明けは大掃除
夏休み中は息子たちが家に居たり、暑すぎてどうも家事がイマイチはかどりません。
(えっ、3ヶ月も掃除しないの⁉)
いえ、それなりに家事はしていましたが、どこかテキトー。 少し動いても汗が出てくるので、やる気がイマイチ。
ですから、9月に入って、学校も始まり、やっと通常の生活に戻ったところで
大掃除
今日はキッチンの掃除を徹底的に行いました。 無駄なものを捨てたり、引き出しの中をすべて出して整理をしました。
ず〜っとやらなければいけないと思いながらも、どうしてもやる気が起こらなかったここ数ヶ月。(整理整頓は一番苦手)
どうにか片付けられてちょっと気分もスッキリ。
昨日は、二つある洗面所&バスルームの引き出しの中を整理しました。
明日はランドリールームをきれいにする予定です。
一応、新学期、新学年が始まるこの季節、掃除をして気分スッキリ、気持ちよくスタートしたいです。
その代わりと言ってはなんですが、年末には大掃除をしません。
スペイン人、年末に大掃除をする習慣はありません。
とりあえず、9月だろうが、年末であろうが年に一度大掃除をしておけばOKですよね。
掃除熱が冷めない内にとにかく一気に掃除をしなくては。
日曜日のハイキング
早起きした朝
日曜の朝、パパさんとFuさんを連れて車で20分ほどの所へ行ってきました。
8月最後の週末、我が家からは20分で行けるところですが、標高は1000m弱。早朝は長袖を着たくなるほどの気温でした。
3kmちょっとのハイキングコース。上り下りもほとんど無く、水の音を聞きながら歩けるのんびりコースです。 目的地には小さな滝を見ることが出来ます。
海が嫌いなFuさんですが、川は好きなのでとても楽しんで水遊びをしていました。
景色に見とれていて、写真を取るのを忘れてしまいました。(笑)
家から近いので、また行きたいと思います。このハイキングコースのある町にはフランス庭園があるのでそこへも行きたっかたのですが、今回は断念。
私の住んでいる町はあまり観光地ではありませんし、その周辺もとくに有名な場所はありませんが、ちょっと調べてみると以外に素敵な場所を発見できます。
朝8時頃だったので、ほとんど汗をかくこともなく、気分良く適度なお散歩が出来てよかったです。
心臓破りのハイキング
同じ週に家から車で3分で行ける所へハイキングへ行きました。
(注)Fuさんが小屋の中にいます。
我が家からも見えるこのスペイン国旗カラーの小屋。 標高300m程です。
小高い山の周りをグルグル回りながらのハイキングコース。 途中、野うさぎを見ました。
ピーターラビット好きの私、「きゃ〜、かわいい、連れて帰りたい」
もちろん、野生の動物、あっという間に姿を消しました。
(注)小屋の横にある人影はパパさん
最後の200m程は体感的には傾斜30°くらい。ここを一気に登りました。一気といってもパパさんとFuさんは駆け足で。わたしはいつも取り残されます。
私はいつも
「この人達、私に何かあってもきっと気づかないだろうなあ。」
と思わされます。
この最後の200mは、「ハア、ハア、ゼー、ゼー」
息が切れました。
それにこの日はスタートが遅かったので暑かった。
小屋からの景色は見慣れた町を見下ろせる。
それだけ。
このコースを繰り返すことは無いでしょう。
私、高いところが好きなので、少しでも空に近づける場所は好きです。
(なんじゃ、それ?)
親として
巣立ち
先日から長男Gが(17歳)友達8人と一週間ほど海辺の家を借りて過ごしている。我が家から車で1時間半ほどのところだが、バス、電車を乗り継いでいくと相当な時間がかかる。
田舎で育った子供たちだから、ほとんど電車にも乗ったことが無い。それでもどうにか目的地に着いたと連絡があった。
プール付きの一軒家を借りたと出発前は興奮していた。 リゾート地なので、夜の賑わいも私達が住んでいるところとは随分違っているだろう。 羽目を外さず、良い思い出を作って欲しい。
3歳からずっと一緒だった同級生8人。9月からは遠く離れた大学に行く子も何人かいる。
幼かった子供達。 あっという間に大きくなってしまった。
次男のPは先月からおじいちゃん達の海の家にいってしまっている。次男曰く、新学期(9月10日ごろ)が始まるまで、おじいちゃんところにいるそうだ。
長男は一週間リゾート。
パパさんはお仕事。
私はFUさんとおうち。
空の巣症候群?
一身に愛情を注いだ子供が自立して、自分の助けを必要としなくなった寂しさから精神的に不安定になり、うつ症状に陥ることがある。 子育て中心に生きてきた女性が陥りやすく、これを「空の巣症候群」と呼んでいる。
もしかして私、空の巣症候群の初期症状?
自分は子供達にベッタリな母親ではないと今でも思っている。一般的なスペインママに比べたら放任主義とまではいかないが、サッパリしている方だと思っていた。
が、 思い過ごしだった。 全然、子離れできてない。
長男Gが出発した日は、午前中ズーッと掃除をしていた。 やっと誰もいない家で(6月から子供達、夏休みのため)心ゆくまで掃除ができると張り切っていた。
でも、その後? 誰も汚してくれないキレイなままの家。洗濯の量も半減。
お腹が空いた、 何食べる、今日? と聞いてくれる子もいない。
もしかして、なんか寂しい?
順調に⁉成長している子供達の姿を見るのは嬉しい反面、私の手を握っていてくれた頃が懐かしい。
本当にあっという間に成長していく子供達。
私からの身体的な援助は彼らには必要なくなってきている、これから私が彼らにしてあげられることは?
今までの愛情表現はこれからの彼らには疎ましがられるだろう。
だからといって、友達のような関係にもなりたくない。
親と子供は同等ではないと思っています。勝るとか劣るとかでもない。
でも、尊重はしてあげたいし、してほしい。
何が言いたいのか私にもわかりませんが、分かっていることは、親子でも理解し合えないことたくさんあります。
だからこそ、それを認められる親になりたいです。(意味不明)
子供達は成長しているようだが、どうも母親の私は上手く母親として成長できていないようだ。
読書の仕方
物語の世界にドップリ
今年になってから始めたこと、いくつかあります。このブログでも何度かお話したと思います。
その中の一つ「一ヶ月に最低一冊は本を読む」ということ。
たった一冊くらい簡単な事だと思われるでしょう。
去年、私が読んだ本の数は?
片手程です。 (恥)
毎回、帰国するたびに何冊か本を買っていましたが、今では Kindleという優秀なものがあります。暗闇の中でも、字の大きさだって自由に変えられるスグレモノ。もう何年も前から持っていましたが、今年ほど頻繁に使ったことは今までありませんでした。
コレまでは語彙を増やすために無理にスペイン語で本を読むようにしていました。
しかし、物語の世界に入り込むまでに時間がかかり、眠気も襲ってきて、中々、一気に読み切ることが出来ませんでした。
その上、いくらKindleを持っていても、古い人間なので、紙の本を好んでいました。
スペインの本、ほとんど文芸書サイズ、話題の本はページ数も多く&良い(厚い)紙で作られているので重たい。手首が痛くなることも。
しかし、今年初め、もっと本を読もう! と決めてからはAmazonでKindle版の本を買うようになりました。 スペイン語の本がほとんどですが、最近は日本語の本も読みます。
やっぱり母国語、早く読めるし、感情移入しっぱなし。読んだ後も物語の世界を引きずる、引きずる。
スペイン語の小説でも同じことが起こりますが、日本語だと一気に読んでしまう分、細部まで記憶に残っています。
毎回、何かの物語を読み終えるたびに、私の言葉遣いや仕草が変わるので、
パパさんはいつも「本当に、あなたは影響を受けやすい人ですね〜」と笑われます。
コレって、誰もが起こす反応ではないのでしょうか?
特に小説は影響されやすいですが、ビジネス本や啓発本を読んでも同じことです。
影響されすぎ。 自分の軸が無いのでしょうか?
まぁ〜、コレが私の読書の楽しみ方だと思っています。
今月始めに読んだ本は、コチラ
私は愛知県出身。そして通学には近鉄電車を使っていました。物語の中でも近鉄電車が何度も登場します。 この本の舞台は三重県四日市周辺。私も知っている地名がたくさん出てくること、犬の目を通して語られる部分に興味を持ち、あっという間に読んでしまいました。
さぁ〜、次はどんな本を読もうかな?
ワクチン打ってもコロナ⁉
若者達が原因?
ここ3日ほど体調を崩していました。去年からのマスク着用で風邪も引いたことがなかった私。火曜日くらいから突然、喉が痛みだし、次にまるで花粉症のようなくしゃみを連発。その後、ひどい咳。
先週の金曜日から長男Gが風邪の症状を見せていたので私も? でも、彼はほとんど隔離生活のような毎日(家に居るときは自室にこもる)を過ごしています。 食事の時間を一緒に過ごす以外、ほとんど顔を見ることもないほど(悲)
先週、息子は友達とアクアパークのようなところへ行きました。その次の日から体調を崩し始め聞くところによると、お友達も息子と同じ症状。
あ〜、コレはマズイ。と思いました。
早速、薬局で簡易PCR 検査(7,5ユーロ)を購入。息子のお友達もみんなこの検査をしました。
結果は 陰性。
コロナではなさそうです。 ひと安心しましたが、私の体調がどんどん悪くなっていくので
この簡易検査は素人が行うからあまり信用できないかもという不安感が大きくなっていきました。
私は二回のワクチン接種をすでに終えていますし、17歳の息子も一回目はすでに接種。
いくらワクチン接種をしているからといっても、コロナには感染します。
現在スペインでは沢山の人が接種後、感染しています。
不安なので、私も検査をすることに。
PCR検査は二回目。 一回目は想像していたよりも楽でしたが
今回はスゴイ奥まで入れられ、耳から出てくるんではないかと思うほど。
看護師さんそれでもグイグイ、自分から頭を引いてしまいました。
結果は 陰性。 良かった。
その日の午後から体調は持ち直しました。
スペインでは40歳以上の人口は90%の割合でワクチン接種を済ましています。
次男Pは15歳ですが先週、一回目の接種を済ましています。
それでも毎日感染者が出ています。
誰が無責任な行動をとっているのかは 私にはわかりません。 若者たちが夜中まで毎日飲み歩いているからという意見も多く聞かれます。
実際、私が体調を崩したのも息子G経由?
今回はコロナウィルスではありませんでしたが、何か他のウィルス性のものだと思います。
ただ、不安になるのは全世界でワクチン接種が済まされたとしても、以前のようなマスクを着用しなくて良い生活に戻れるのだろうか? 人数制限無しで集まることができるようになるのだろうか?
今、私がそんな事を考えて不安がっているよりも、できることを考えようと思います。
とりあえず、周りの家族や友達にこれからも今まで以上に気をつけて生活することを言い続けること。
ワクチン接種を済ませているからといって感染しないと勘違いしないこと。
こんな当たり前のことが、長引く今の生活の中で忘れてしまうときがあります。
皆さん、どうぞ気をつけてください。