にしのかぞく

あきっぽい専業主婦のひとりごと

ママっ子、パパっ子

スペイン男子はマザコン‼︎

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マザコン
と自分で書いてみてふと思ったのですが、この「マザコン」という言葉もしかして死語? ママっ子男子とかいうのでしょうか?

どちらにしても、スペインの息子たちの多くはママっ子です。なぜかというと

うちのママは料理が上手❤️」

うちのママは裁縫も上手❤️」

うちのママは歌も上手🎵」

「うちのママは.........」 「うちのママは......」

 

わかった、もういい!

 

と言いたくなるくらい、彼らのママたちは完璧です。

私は三姉妹で育ったので男兄弟がどんなものか、息子が母親に対してどう接するのかも知りませんでした。しかし、このスペインのママっ子男子は異常だと今も思っています。

 

我が家の息子たちは生まれも育ちもスペインですが、母親(私)が日本人なのでうちのパパさんのようなママっ子男子にはなりませんでした。泣

 

ママっ子男子、いや、ママっ子夫たちは何かあるとすぐにママに相談、私にも彼のママに相談するように勧めてきます。 私も先輩ママに聞けば解決することもあるだろうと思い相談することもありますし、しないことも多々あります。

 

スペイン女子はパパっ子!

 

一方、スペイン娘たち、パパっ子です。または、パパっ子が多いです。これは私の個人的な意見ですが.....

どうしてそう思うのかというと、ことあるごとに、彼女たちは

 

「じゃあ、パパに聞いてみる」 「パパに」「パパ」「パパに」  と必ず言うのです。

 

 私なら「お母さんに」となるのですが。

それとも、私が普通でないのかも? 

 

最近のお父さんと娘さんの関係はどういうものなのかよく知らないので。

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私は今でも、最初に話すのは母親です。最終的に何か深刻な相談事があるときは父親に話しますが、普段、たわいのないことはすべて母親。母が父にすべて話していることは承知しています。何も隠し事はないので。

 

スペイン孫はスーパーおじいちゃん子、おばあちゃん子

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これは本当にすごいおじいちゃん子、おばあちゃん子です。スポーツ選手とか有名人のインタビューとかで誰にこの喜びを伝えたいですか?というお決まりインタビューで必ず

「私のおじいちゃん、または、おばあちゃんにこの喜び、感謝、etc...を伝えたいです。」

 

と答える方がたっくさん。

親の事よりもおじいちゃん、おばあちゃんのことを話す方が多いという印象を持ちます。

うちのパパさんもすごいおじいちゃん子でしたから。

 

おじいちゃん子、おばあちゃん子は素敵なことだと思います。

パパっ子もママっ子も限度以内であればOKとしましょう。笑

 

スペインは基本、核家族。しかし、家族の繋がりは緊密。不都合なこともありますが良いことのほうが多いので私はスペインの家族関係が好きです。

 

 

ガウディの建築物 エル・カプリチョ

カンタブリアへの旅

最近は、旅行にも気軽に行けないので、8年ほど前、夏に北スペインへ行ってきた時のお話をします。私の住んでいる町も海が近いので新鮮なお魚が食べられるのですが、北のお魚はまた別物。カンタブリア海、有名なアンチョビも食べなければ、もちろん肉食家族の私たち北スペインは美味しい牛肉(ガリシア牛、バスク牛)有名どころ、食べないわけがありません。

北スペインまで来て、グルメ旅行だけではと訪れた先は

 

 

EL CAPRICHO DE GAUDI

 

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エル・カプリチョ・デ・ガウディ

行く前にあまり調べてなかったのでほとんど予備知識なしで訪問。この地方、夏でもお天気が不安定、とても湿気が高く、ジメジメ。だから私の大好きな紫陽花も写真に写っているようにとっても綺麗。

 

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このお屋敷、突然 目の前にデデ〜んって出現。 インパクトのある建築です。

内部は展示室になっています。

ガウディといえば最初に思いつくのはバルセロナにあるサグラダファミリア。私も何度か訪れました。彼の作品は個性的で毎回、訪れるたびに新しい発見があります。

 

 

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私たちが行った時は午後、閉館時間まで1時間くらいだったので、急ぎ足で見学しましたが、機会があればもう一度訪れてみたい場所です。

 

このお屋敷があるコミージャス(Comillas)という町は歴史のある古い建築物がある町だったと記憶しています。私たちは息子くんたちもまだ小さかったので観光汽車に乗って町を見学しました。

 

 




 

各地でお祭り

スペインのお祭り

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私の住んでいる町は5月初めにお祭りがあります。子供達は写真のように仮装?させられています。うちの息子くんたちも写真のように仮装していました。😆

 

女の子たちはとても可愛らしいです。

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こうやってフラメンコの衣装を着ている大人の女性も町中にたくさんいます。このドレス結構、重たいです。

このように、これから夏にかけてスペイン各地でローカルなお祭りが行われています。今年はまだコロナのためほとんどのお祭りが開催されないまたは、小規模で行われます。私の町でも今年もほとんどお祭り気分はなく、少し寂しいです。

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着せ替え人形が好きだった私、(リカちゃん人形、バービー、何体持っていたかわからないほど)子供が小さい頃は、こんな風に仮装させて遊んでいました。

Tio Pepe スペインで有名なシェリー酒を真似してみました。

 

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シェリー酒、美味しいのかどうかわかりません。飲んだことありますが、よく覚えていません。多分、私好みではなかったのでしょう。イギリス人の方に好まれるようです。

 

 

Jerez de la Frontera ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ

 

シェリー酒の盛んな地域Jerez(へレス)という町です。私も2度ほど行ったことがあります。町中に、Bodega(ワイン、シェリー酒造元)があり、歴史のある古い街並みで素敵なところです。ヘレスは馬でも有名です。あとMotoGPでも有名です。盛りだくさんな町ですね、ホント。

 

フラメンコダンスも盛んな地域で、日本からフラメンコを学びに来ている方が多いようです。

 

 

肉食家族

週末に魚介類はありえない‼️

私の住んでいる町には漁港があります。 よく知り合いの漁師さんに新鮮なお魚をもらうことも。しかし、我が家、私も含めて肉食系。パパさんなんて、ポテトとチキン
だから、週末のお昼は(スペインは昼食がメイン)肉、肉、肉。

いくら、肉好きな私でも、魚介をもっと食べた〜い。


彼らは、「御勝手にどうぞ、でも僕たちにはお肉」と言われてしまします。

 

金曜日のお昼にでさえお魚を出すと

え〜っ!え〜っ!!え〜っ!!!

「お母さん、今日、金曜日だよ!」と言われてしまいます。

ということで、週中は野菜中心にお魚の日もあり、お肉も少々、週末はどっか〜んと肉料理&ポテトです。(やっぱり)

 

ある土曜のお昼ご飯

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写真を撮る前にタレをかけるのを忘れました。お肉がパサついて見える。(泣)

 

豚スペアリブのコーラ煮です。

 

以前から、コーラ煮は簡単で、美味しくできると聞いていたのでちょっとググってみました。でも私、本当に適当人間なので分量もいい加減で、

  • 塩、胡椒、にんにく、生姜
  • コーラ
  • 白ワイン
  • オリーブ油
  • みりん、醤油etc... 

味見をしながら、味を整えていきました。見た目が良くないので、意味もなく鉢植えのローズマリーをちぎっておいてみた😅

本当は、ブロッコリーを添えたかったのですが、「まぁ〜土曜だし」息子くんたちを苦しめるのはやめよう。あとはシンプルなバターライス(リゾットの作り方で)

家族の感想は?というと、『大変 よくできました!!』

をいただきました。 初めて作ったので、不安でしたが良かった、良かった😃

 

あ〜あ、明日 何を作ろうかなぁ〜。今日、リゾットにしたから、明日パエリアはちょっと
きついなぁ。

 

スペインといえば、フラメンコ闘牛そしてパエリア!  

              *注* これをスペイン人に言うと怒ります。

 

   Olé 👏👏👏  f:id:bruja47:20210428004235p:plain



機会があれば、我が家のパエリアも紹介させていただきます。

もちろん肉食系パエリアです。

 

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注: イメージ写真です。我が家のパエリアではありません。

 

 

スペインの食べ物

 Tortilla de patatas(トルティージャ デ パタタス)

 

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スペイン風ポテトオムレツのことです。このオムレツは各家庭で微妙に味が違うと思います。

  1. 玉ねぎが入っている or 入っていない
  2. 卵の火の入り方(半熟 or 完全に調理されている)
  3. 塩加減
  4. ジャガイモの切り方(薄切りor サイコロ切り)
  5. 厚みの違い

 

スペインの代表的な家庭料理、お弁当メニュー1番に輝くでしょう。
私は、たまねぎ入りが好きなのですが、子供達は玉ねぎなしでないと食べません。バルなどでタパスに出てくるものはとても塩っ辛いのですが、我が家のトルティージャはうす塩です。
一般的な作り方は切ったジャガイモをフライパンで軽く炒める&揚げるのですが、私はお義母さんの作り方(レンジで薄切りされたジャガイモをオリーブオイルと塩でチンします。)

 

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次に溶き卵にこのジャガイモを混ぜて、熱したフライパンに流し入れ、中火で両面を焼きます。人によっては、溶き卵に牛乳を入れたり、膨らませるためにベーキングパウダーを入れる方法もあります。私は何も入れずにひたすら卵をかき混ぜます。

自分で言うのも何ですが、私のトルティージャはスペイン人の作るトルティージャと肩を並べられるくらい上手にできると思っています。

日本の家族にも作ったことがあるのですが、日本のジャガイモだとどうも同じ味が出ないのです。どうもジャガイモと卵の関係が良くない。
これは私だけの意見ではなく、他のスペイン在住の日本人の方も同じことを言われていました。その日本人の方曰く、

                                                  
    

スペインのジャガイモはとても美味しい。

                                                            f:id:bruja47:20210428004235p:plain

 



私の両親もスペインに来た時、同じようなことを言っていました。人参も昔の人参の味がすると私には意味不明でしたがそんなことも言っていました。

 

専門家でもない私が言うのもなんですが、多分、スペインの野菜などはあまり改良されていなくて、昔のままの味がするのでしょう。きっと日本のお野菜は食べやすく美味しくなるように改良されているのかもしれません。(私の根拠のない意見です。)

 

困った時のトルティージャ

トルティージャは何か一品足りない時に作るのに最適なメニューです。私にとってトルティージャはやっぱり脇役メニューなので困った時のトルティージャ。
卵とジャガイモは常時あるものです。そして誰もが好きなもの。便利です。

 

*注; 今回、ブログに載せようと気合を入れてこのスペイン風オムレツを作ったところ、気合を入れすぎたせいで大失敗。 写真のものは後日、再挑戦したものです。いつものようにヤル気なしで作るとなぜかとても美味しく出来上がります。お友達を食事に招待する時も同様、気合を入れるとどうも失敗するタチです。

私プレッシャーに弱い人間なんでしょう。f:id:bruja47:20210427181344p:plain

 

ご馳走??

 Cochinillo コッチニージョ

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子豚の丸焼きです。ちょっと残酷ですが、この子豚さんの丸焼きは高級なものとして扱われています。マドリード周辺の地域でよく食べられます。特に水道橋で有名なセゴビアの名物でもあります。私の住んでいる地域ではレストランでもあまり目にすることはありません。だからマドリードに行くときぐらいしか食べることはありません。

写真に写っているように薪のオーブンで調理されます。


私の両親がスペインに初めてやってきたとき、早速、食べてもらおうと招待したのですが、母は動物の姿焼きは無理!と言って、一口も食べませんでした。父は、なんでも経験しなければと食べてくれました。 母は鶏の丸焼きでさえ食べれません。

私も最近は、あまりこのコッチニージョ食べる気にはなりません。美味しいんですが胃にもたれるので。

食肉の種類

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500mlのミネラルウォーターのペットボトルと比べて

 

この写真はパパさんのお客さんからの頂きものです。(なんで子豚もらうの?
多分、この時に私の不十分な調理のために美味しくたべれなかったのが原因でその後、コッチニージョ苦手になったのかもしれません。
 

スペインでは鶏、豚、牛、羊ヤギウサギ、七面鳥、etc.......を食べます。

他にもありますが、まあこんなところでしょう。

私はウサギさんは食べません。f:id:bruja47:20210427182234p:plain


これには深い理由があるのですが、機会があればまたお話しさせていただきます。 日本のスーパーで売っているお肉はとてもキレイにパックされていますが、スペイン、いやフランスでも鶏肉には羽がついていること当たり前。最初は、驚きました。

お肉屋さんはパック売りだけでなく、量り売りが多く、よく言えば好きな量、好きな部位を好きな形で切り売りしてくれるので便利なんです。、動物の頭や足、尻尾などがズラ〜と並んで売られているのに慣れるのに少し時間がかかりました。

 

牛の長〜い舌


日本に帰るたびに息子くんたちが大好きな焼肉屋さんで頼む 牛タン、スペインではあまり目にしません。そこでお肉屋さんに取り寄せてもらうことに、

じゃじゃ〜ん

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こんなんがやってきました。 どうしよう〜! 無理だぁ‼︎

話には聞いていたがこんなにキモいものだとは、それに大きい。 焼肉屋さんで出ていた部分はこの根っこ部分のホンの一部。 プツプツしたこの表面の皮を取り除くのもキモ〜い。 お値段はとってもお値打ちだけど、処理するのが大変すぎ。

この後、2、3度牛タン買いましたが、処理が大変なので息子くんたちが食べたいと言っても聞こえないふりをしています。

 

スペインのアイスクリーム屋さん

冬はお休み⁉︎

私の住んでいる町のアイスクリーム屋さんは冬の間はお休みです。住み始めの頃は

パパさんになんで一年中アイスクリーム屋さん営業しないの?と聞くと

 

「誰が寒い時にアイス食べたいって思う?」 

 

と反対に聞かれてしまいました。即答で

 

「私とか」

 

「普通、冬にアイス食べない。君は日本人だから・・・。」(意味不明)

 

マドリードなど大きな街はアイス屋さん年中営業しています。しかし、私の町は・・・

 

今でも2月の最終週に営業を始め10月の中頃には閉店します。

 

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leche rizada: (レチェ・リサーダ)

牛乳のアイスなんですがソフトクリームより柔らかくて、飲む牛乳アイスと言ったら分かってもらえるかも。シナモンパウダーをかけます。みんな大好きです。私も。

 

 

うちのパパさんアイスが大好きです。だからお店に行くとお好みのアイスをそれぞれ1Lのパックに入れてもらってお持ち帰り。冷凍庫に入りきらないくらい
ゆっくりテレビを見ながら味わうタイプです。若い頃は、500mlのカップを一気ということも。

 

他の街はわかりませんが、私の町に昔からあるアイスクリーム屋さんは手作りなので、夏の繁忙期に生産が追いつかなくなり品切れになっていることもあります。あと、9月の中頃くらいからは残っているアイスだけでとっても品数が少なくなります。😅

 

私の好きなアイスの食べ方は、冬の寒い季節、暖かい部屋で(ストーブや暖炉の前で)食べることです。だから冬の方がアイスを食べることが多いです。でも手作りアイス屋さんしまっているので、ハーゲンダッツ か ベン&ジェリーズとかをスーパーで買うしかないです。

 

でも私が一番好きなアイスはソフトクリーム❗️

 

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日本でなら、サービスエリア、フードコート、どこでも買えるこのソフトクリーム、私の町ではマック、またはBurger Kingくらいです。